専任教員と専門研究分野
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教員TOPICS
最先端機器を駆使して未知の分野を研究しよう
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例えば、3次元動作解析システムによる歩行解析
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けがや病気によって歩くことが困難になった人に再び歩けるようになってもらうことは、理学療法の重要な目的のひとつです。歩行の再獲得のための評価や治療を行うには、まず"歩行とは何か"を解明する必要があります。理学療法学科では、高性能な3次元動作解析システム「バイコンMX」を導入し、歩行研究に活用しています。
臨床運動学を専門とする金井章先生によれば、「8台の計測カメラと6台の床反力計、8チャンネルの筋電図計も備えています。人が歩くとき各関節はどのように動いているのか、足がどんな力で床を押しているのか、どの筋肉がどんな力を出しているのか、といったことが精密に測定できます」とのこと。 もしも大学が、既にこの世にある知識を修得するだけの場所ならば、これほど高度な研究機器は必要ありません。大学とは、知識や技術を修得すると同時に、未知の領域に挑む場、研究をする場でもあるのです。あなたも、理学療法学科の先進機器を駆使して、研究活動に取り組みませんか?
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臨床運動学を専門とする金井先生
創造祭で体力測定を実施しています!
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来場者の身体測定や運動機能を学生が測定するイベントを開催
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毎年10月に開催される創造祭の企画として、後藤寛司先生がコーディネーターとなり、学生(2年生)を中心に企画運営し、体力測定を毎年実施しています。測定項目は、血圧、体組成(体脂肪率や筋肉量)、肺活量、長座位体前屈、握力や重心動揺など充実した内容。後藤先生によれば、2日間で300人を超える来場者があり、昨年の測定結果を持参する"リピーター"も多いとか。多様な来場者とふれ合うことで、医療人に必要な対人関係を形成する力も養えます。
地域の方々とふれ合い、実践的な学びを
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市民向け「予防教室」に参加し、知識と技術を身につける
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理学療法学科では地域貢献活動の一環として、医療法人整友会(豊橋整形外科)との共催で、健康と予防に関する市民講座を行っています。少年野球のための野球傷害予防教室、スポーツ傷害予防(テーピング)教室、熱中症予防教室、腰痛予防教室などを毎年開催し、多数の参加者で盛況です。この教室には、学生(4年生)もスタッフとして参加しています。事前にみっちりとレクチャーを受けた上で、実技指導などを担当します。学生は指導に必要なコミュニケーション技術などを実践的に学ぶことができます。