10月25日、豊橋産官学連携推進会議主催による「豊橋産官学連携推進フォーラム2019」が、穂の国とよはし芸術劇場PLATで開催されました。「大学とまちづくり」をテーマに、豊橋創造大学、豊橋技術科学大学、愛知大学の各教授がそれぞれの大学の取組みを発表しました。
フォーラムは3部構成で行われ、第1部では、東京大学大学院の都市工学専攻の瀬田史彦准教授が講演。国内外の事例を紹介し、地域協働による産官学連携の新時代について講演しました。
第2部では、各大学の取組みを発表。豊橋技術科学大学は「最先端工学がつなぐスマート農業と豊かな食」について、愛知大学は「食農環境コースの目指すところと学生の学び」、本学においては大学院健康科学研究科の後藤勝正教授が「地域の健康を支える大学」と題して、人々の健康を支える地域づくりとその課題について発表しました。
第3部は、各大学の発表者と学長、佐原豊橋市長、神野吾郎豊橋商工会議所会頭によるパネルディスカッションが行われ、「大学は地域のために何ができるか、地域は大学に何を期待するか」についてそれぞれの立場からコメント。最後に神野会頭が「大学とまちづくりにおいていろいろな観点で連携、融合することで、新たな化学反応が生まれ、地域の人づくりにつながってくるのではないか」と今後に期待しました。