7月12日(木)、教育工学演習IIの授業で特別講師として、朝倉民枝さんにご講演とワークショップを行っていただきました。朝倉さんは、日本全国の保育園、幼稚園、小中高、そして大学、図書館等で、自らが開発したアプリケーションを用い、デジタルでのお話づくりを行っています。デジタルというと特別なものと捉えがちですが、彼女は表現活動の、一つとして、デジタルを当たり前のように扱います。デジタル作品を、印刷・製本すること等を通して、デジタルがアナログに変換されたり、口頭で作品の意図を発表することにより、ワークショップ参加者は、相互にインタラクティブな関係が築けます。
学生たちは、朝倉さんの創ったアプリケーション「ピッケのプレゼンテーション」を用い、5ページの作品を制作し、学生自身の制作意図や工夫を発表し、デジタルを当たり前のように扱うことを身に付けたように思います。朝倉さんから教えられた、まず「自らが楽しく創る」ことを体得し、将来子どもたちに「その楽しさを伝える」準備ができたように思います。